家を売る手順とは？上尾市・桶川市の不動産売却の流れ
家を売る際の重要な事前準備は、信頼できる不動産業者の選択と必要書類の準備です。売却方法や時期、手順、売却前の住宅ローンやリフォーム、不動産会社の比較、売却後の書類確認やスケジュール管理、確定申告も忘れずに行う必要があります。
目次
家を売る際に必要な事前準備とは？
家を売却する際には、信頼できる不動産業者を選び、必要書類を準備することが大切です。
◇不動産売却の種類を確認
不動産を売却する場合の方法としては、大きく分けて「仲介」と「買取」、そして「個人売買」の3つがあります。
仲介
売りたい物件の買主を探してもらい、不動産会社が売買活動をサポートしてくれるため、希望に近い価格で家を売れる可能性が高いという特長があります。
買取
不動産会社に直接買い取ってもらうため、仲介と比較すると短期間で売却できるメリットがありますが、仲介で売る場合より売却価格が安くなる可能性があることは否めません。
個人売買
不動産会社に依頼しないで自分で買主を探す方法で、仲介手数料は発生しませんが、知識が十分でないと後でトラブルに発展するリスクがあります。
◇不動産売却に適した時期を確認
不動産を売却する際には、適した時期を把握することも大切です。一般的に、不動産取引というのは1月から3月にかけて増加する傾向にあります。できるだけ新学期・新年度に合わせて不動産を売却するのがおすすめです。
◇不動産売却に必要な書類をそろえる
スムーズに不動産を売却するためには、手続きに必要な書類をきちんと揃えておくことも忘れてはいけません。土地・建物登記済証または登記識別情報の他に固定資産税・都市計画税納税通知書などは、できるだけ早く手元に揃えておきたいものです。本人確認書類や実印・印鑑証明書・住民票などを準備しておきましょう。
家を売る手順とは？不動産売却の流れ
家を売却する際には、必要な手順を踏むことが大切です。家というのは決して安い買い物ではありませんので、手順をよく把握した上で、損のない売却をすることが重要です。
◇売却相場を調べる
悪質な不動産売却業者に利用されないためには、売却相場をあらかじめ調べておくことが必須です。相場を調べるためには、国土交通省の土地総合情報システムなどを活用するのがおすすめです。
◇査定を依頼する
次に、不動産会社に査定を依頼します。査定には簡易査定（机上査定）と訪問査定（詳細査定）があり、訪問査定によってより精確な査定が受けられます。簡易査定に関しては、インターネット上で申し込める複数の不動産会社の査定依頼が便利です。
◇媒介契約を締結する
依頼したい買取業者が見つかった時点で、媒介契約を締結します。媒介契約には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3タイプがありますので、ニーズに応じて契約を結びましょう。
◇不動産会社が販促活動をする
契約のタイプに応じて、不動産会社は販促活動を開始します。希望する売却価格や、いつまでに不動産を売却したいかなどについて、不動産会社と十分に話し合いをしておけば、理想に近い形で不動産を処分することができます。
◇売買契約を締結する
実際に買い手がついたら、売買契約を締結する段階に入ります。売買契約書は不動産会社が作成するもので、草案を前もって送ってもらうことができますので、自分の家に沿わない項目がないかどうかをチェックする必要があります。
◇確定申告をする
売買を無事に済ませ、利益が発生した場合には確定申告をすることも忘れてはいけません。確定申告は、売却日から換算して翌年の2月16日～3月15日に行います。
家を売る前に注意すべき点とは？
上尾市や桶川市で家を売却する前に、住宅ローンやリフォームに関してチェックしておくことも大切です。
◇住宅ローンの完済
売却する前に、現在の住宅ローンの残高を確認します。売却価格がローンの残高を上回るかどうかが重要なポイントです。売却代金によって住宅ローンを完済する場合には、手続きについても確認しておきましょう。
売却価格がローン残高に満たないケースでは、自己資金で補うか、金融機関と相談して他の手段を検討することも必要です。
◇リフォームは慎重に
売却価格を上げるためにリフォームを行うことも考えられますが、費用対効果を熟考しなければなりません。
例えば、キッチンやバスルームのリフォームは、不動産の価値を高めやすい傾向があります。ただし、リフォームにやたらとお金もかけても、元が取れない可能性もあります。
◇不動産会社を比較する
不動産の売却にあたっては、必ず数社の不動産会社で売却価格を比較することも忘れてはいけません。
家を売った後に注意すべき点とは？
家が売れたとしても、不備な点があると後々トラブルとなることがありますので、準備は万全にしておくことをおすすめします。
◇書類の不備がないか
不動産売却では、権利証や登記簿謄本など、さまざまな書類を準備しておく必要があります。書類に不備があると、手続きが滞ってしまうことも考えられますので、前もってきちんと準備しておきましょう。
◇スケジュールは余裕を持つ
家を売却した後は、物件の売却代金を買主が売主に支払う決済や司法書士による登記手続き、売却物件の引き渡しなどといったスケジュールが目白押しです。引き渡しに遅延がないように、余裕を持って売却後の手順を整えることも大切です。
◇確定申告
家の売却によって譲渡所得が発生した場合には、確定申告が必要となります。譲渡所得は「売却代金－（取得費＋譲渡費用）＝譲渡所得」で算出されるもので、特例を利用すれば特別控除額差し引きの恩恵を受けることもできますので、あらかじめ詳しく調べておけばお得です。
まとめ
家を売却する際の事前準備は、信頼できる不動産業者の選択と必要書類の準備が重要です。不動産売却の方法には「仲介」「買取」「個人売買」があり、適した時期や書類の準備も考慮すべきです。家を売る手順には相場調査、査定依頼、媒介契約、販促活動、売買契約などが含まれます。
売却前には住宅ローンの残高やリフォーム、不動産会社の比較も重要で、売却後には書類の不備の確認やスケジュールの管理、確定申告も忘れずに行う必要があります。
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